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新たに誕生した野球チームが、わずか数年で強豪チームに次々と勝ち続けるという光景を
見かけることも増えてきましたが、あなたはどのような印象を持ちますか?

私立学校であれば特待生や奨学生などの形式で金で選手をかき集めてきたとか、名指導者
を引き抜いてきて人脈で集めてきたといった光景を思い出すのではないでしょうか。

高校野球だと、レギュラーは県外・国外ばかりという「外人部隊」のチームも珍しくあり
ませんし、リトルリーグやボーイズリーグなどでも名門チームだけでなく、新設チームで
あっても、指導者の人脈やコネなどが期待できれば選手が自然と集まってくるものです。

しかし、元プロ野球選手の前田幸長さんが会長を務める都筑中央ボーイズは2009年に設立
したばかりの少年野球チームですが、2011年にはボーイズリーグの全国大会に出場できた
だけでなく、2013年にはボーイズリーグ全国大会(小学生の部)で優勝したのです。

種明かしをすれば、ボーイズリーグに参加する少年野球チームは関東では少ない(リトル
リーグ・リトルシニアのほうが圧倒的に多い)ことから、地域ごとのブロック大会を突破
するのは比較的簡単ですが、チーム数を全国で見ると両者とも半々程度ですから、やはり
全国制覇ともなると楽な道ではありません。

都筑中央ボーイズでは、前田さんを始めとしてプロ野球のコネがあるから短期間でチーム
が強くなったのではないかと思うかもしれませんが、将来を見据えると実績と伝統のある
リトルリーグ所属チームなどに参加させたくなるのが親心ということもあって、それこそ
平凡な学生ばかりが集まったといいます。

しかし、わずか数年後には、高校野球で「外人部隊」と揶揄されながらも全国各地の野球
強豪校に次々と進学するほどの実績を生み出している
わけですから、前田さんの卓越した
指導力による結果だといえるでしょう。

その前田さんが行っている指導法・練習法をまとめたのが「強豪チームの作り方」ですが
伝統的な強豪少年野球チームとは根底から違うことに驚くのではないでしょうか?

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