バスケットボールに限らず、強豪チームには自らバスケのスキルや身体能力に自信を持つ
選手が、全国大会優勝などの目標を持って、所属したいと希望してきますし、チーム側も
見込みのある選手を一人でも多く確保するために積極的にスカウトを繰り広げます。

その一方、弱小チームだと、全くの未経験者が数合わせのために無理やり参加させられる
といった具合に、モチベーションが全く無い選手が在籍することも珍しくありません。

それなりに人数が集まるチームでも、特に優れた選手がいるわけではなく、全国大会優勝
を目指してプライベートを犠牲にするのではなく、バスケで楽しい時間を過ごせたらいい
という考えで参加する選手が多く、試合で勝つのが難しい
という状況に頭を悩ませている
かもしれませんね。

その結果、強いチームは選手層が充実し続けて強くなる一方、平凡以下のチームとの格差
は広がるばかり
という状況になっています。

あなたがバスケットボール指導者として、平凡以下のバスケットチームを強化するために
なんとかしたいと考えているのであれば、試合に勝つことを意識付ける意識改革だけでは
実力アップにはつながらないことから、日々の練習内容も変えていく必要
があります。

桐朋高校バスケットボール部の金田伸夫監督は、進学校でバスケ経験のある選手が少ない
上に、私立校では貴重な戦力となるスポーツ推薦での採用が一人もいないという状況で、
わずか1年でインターハイ出場に成功したといったら驚くのではないでしょうか?

桐朋高校・中学は東京都国立市にある中高一貫の男子校で、東大、京大、医学部や慶應、
早稲田などの難関私立大学への進学実績も豊富ですが、推薦入試は一切なく、スポーツ等
の一芸入試も行っていないことから、世界トップレベルのバスケ選手が在籍する可能性は
まずありません。

試合に出場する選手の身長も平均170センチ程度と低く、高校でも2メートル近い選手
が珍しくない中では明らかに見劣りします。

それにも関わらず、金田監督の指導でインターハイ出場を決められたのは、「古武術」の
動きをバスケットボールに取り入れたからだといいます。

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