サッカーを上達するために重要な要素は以下の3点です。

  • ボールを止める
  • ボールを運ぶ
  • ボールを蹴る

この3つの動作を確実に行えてこそ、個人技でゲームを作るだけでなく、チームとして戦術や戦略を実践
する際に生きてくるわけです。

どこにボールが飛んで行くのかわからない、空振りするといった状況では、試合で使ってもらえるわけが
ありません。

この3つの動作を上達させるのに効果的なのが「ドリブル」ですが、一般的にはウォーミングアップの中
でドリブル練習を行う程度で、まともに練習をするのはサッカーを始めた頃ぐらいではないでしょうか。

しかし、このドリブル練習が実に単調な繰り返しであって、地道な練習をバカにするなと指導者は簡単に
いいがちですが、大人であればまだしも、子供に対して練習の意義を説明したところで、なかなか理解は
されませんし、ドリブル練習を行う方も「やらされ感」が強くなり、積極的に取り組むのが難しい場合が
珍しくありません。

そこで、少年サッカーチーム「JSC CHIBA」でU-12監督を務める川島和彦さんは、ドリブル練習の中に
子供がワクワクするような「遊びの要素」を取り入れることが効果的だと指摘します。

「遊び」などというと、
子供を甘やかすとロクなことがない
という指摘をする人もいますが、ここでいう遊びというのは「怠け」や「おふざけ」などとは異なります
し、手抜きをするという意味でもありません。

また、工学における遊びとも異なり、一方的に押し付けるだけの練習ではなく、自主的に考えながら取り
組むための仕掛けを用意した練習を行う
という意味になります。

この「自主性」という言葉に反感を感じる指導者も多く、「ダメな奴は何をやってもダメ」だから下手な
考えで練習時間を無駄にさせるよりも、考え方を押し付けて練習させたほうが上達するとなりがちです。

しかし、川島さんはこのような発想を否定しています。

【続きを開く】